私の人生の中で、猫って生き物は常に身近にいて、生も死も、やりすぎてはいけないことも教えてくれる、偉大な先生だった。
結婚して猫との生活は送れなくなったけど、いじめられた時、寂しい時、穏やかな気持ちの時、どんな時も猫が傍にいて、私の気持ちを癒してくれたなぁと思い返す。すごく贅沢なことだったなと。
ペットって家族。形や習性は違うし、言語も通じないけど、一緒にいるのが当たり前な家族。
それに、動物って無償の愛を与えてくれるんだよね。見返りを求めてこない。
うちの広場でも、活躍してくれているかわいい動物さんがいます。
この子たちがいると、遊びに来てくれる子たちはたちまち柔らかな表情になるんだよ。不思議だよね。
もちろん、動物にアレルギーがある子もいる。
命ってものにまだ無頓着で、扱い方がどうしても雑になっちゃう子もいる。何度教えても、なかなか上手に触ってあげられない。好奇心や愛情は充分にあるだろうに、まだ『命あるもの』としてうまく認識できていないし、加減がうまくできないんだろうなと思ってみている。
相手が猫だったら、一発愛の鞭で引っかかれるところ(笑)
そんな愛の鞭で、やりすぎなのかどうかってことを学んでいくんだけど、小動物はそういう愛の鞭ができないから、逃れようと必死にもがく。子どもはそれを必死に追いかけちゃう。
こういう『命あるもの』の感覚がうまくつかめない子や、アレルギーがある子にも、どうにか自分の『愛情を映す鏡』になるものがないかなって考えてるんだけど、いいなぁと思ったのは『LOVOT』。
体温があって、反応してくれて、愛情も示してくれる。人間の対応によって性格も変わっていく。
所詮はAIロボットでしょ?と思われるかもしれないけど、今は技術が進化してる。
体温を感じられて、人の動作に対して反応を示してくれる動物型のロボットって、福祉の現場でも活躍してるんだよ。
いいなぁ、『LOVOT』。京都の製作所さんが作ってらっしゃるんだけど、試しに一度だけでも広場に来てもらいたい!
買うとなるとちょっと簡単には手が出ないお値段なんですけどね……いいなぁ、欲しいなぁ。
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