
うちの次女は言葉が汚い。
普段はそうでもないんだけど、興奮してくると途端に汚くなる。
語彙が少ないのに、選択する言葉が最もその場において不適切って言葉を選ぶしね。
小さい頃はそんなことなかったのになぁ…
これ、長女に言わせると某妖怪アニメの影響が強いらしい。
確かに、一時期あのアニメは言葉が汚かった。
でも流行ってたし、知らないとクラスで話題に乗れなくなるから、そういうのを気にする次女に番組を見るなというのは酷だろうなと許可してたんだよね。
そんなわけで、私の中では結構評価の悪かった某妖怪アニメなんだけど、ついこの間衝撃的なことを心理士さんに言われました。
その某妖怪アニメは、感情の理解を視覚的にうまく表現していると。
特に番組が始まったころの作品は良作ですよと。
そう言われて考え直してみる。ストーリーとして、ある日友達が急に態度がおかしくなる。友達もどうしてそんなことをしちゃうのか、言っちゃうのか自分で分かっていない。周りのクラスメイトも戸惑う。で、あの時計で友達を照らすと、妖怪が憑りついてるわけですよ。
ぐれてたり、噂好きだったり、陰気になってたり、忘れっぽかったり、個性的な妖怪が憑りついて友達はそのせいで変わっちゃってるって分かるわけですね。妖怪にはどうしてその妖怪になったのかの理由もちゃんとあって、感情の説明をきちんとしてくれてるんだよね。
なるほど。良くできてる。
でも私たちには感情の見える時計がない。だから推測したり、その気持ちに名前を付ける作業が必要だったりするんだよね。
一つの気持ちには色んな表現の言葉があって、これをたくさん知ってる方が表現の幅が広がって、気持ちを相手に伝えやすくなる。そうすると、正しく相手に気持ちが伝わるわけだから、誤解が減って、きちんと伝わってるからストレスも減る。だから語彙って大事なんだよね。
語彙を増やすには読書がいいと言われてるけど、うちの次女みたいにLDゆえの読書嫌いはどうしたらいいんだろうなぁ。

コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。