小耳に挟んで、気になっていたことをようやく調べることができた。

それがこれ。

『大阪の「ともに学ぶ教育」が変わる? 「特別支援学級で半分以上の授業を」文科省の通知が波紋 分断危ぶむ声も』

記事を読んでもらうと分かると思うんだけど、大阪府はインクルーシブが進んでいるらしいよ。

まずそこからして疑問なんだけど、とりあえず豊中市では「取り出しての授業もしてほしい」って声はずっとあった。だって、豊中市のインクルーシブは発達障害の子を対象としたインクルーシブじゃないから、今課題とされている『発達に課題のある子に対する支援をどうするのか』ってところへの配慮は少なかった。

でも、隠れて支援級に所属している子もいるんだよね。

支援級に所属していることを知られたくないって保護者の方は豊中市には結構いる。

ずっと現学級に入り込んでいるから、どの子が支援級所属なのかは、支援担がびったりくっついてないと分からなかったりする。

でもこれがもしも、特別支援学級で半分以上の授業をすることになったらどうなるだろう?

まず、支援級に所属しなくなる子が増えるんだろうなって私は思うんだよね。

インクルーシブを目指すなら、本当は支援級なんて必要ないんだよ。

困ってることがある子は、どんな子でも手助けをもらえて当然なはずなんだもの。

どんな子だって苦手はある。それが障害と名の付くものが由来なのかどうかはおいておいて、誰かに助けてもらうのが当たり前っていうことを、義務教育の間に知ってほしいなって私は思うよ。人権教育が進んでいるって言われた大阪で、今や人権教育らしい人権教育はされていない。差別や偏見に満ちてるし、そういう中で困っている子は『変な子』ってレッテルを張られて、余計に自信を無くしていく。

取り出しをしたらいろんなことが解決するのか。

私はしないと思うよ。

もっと根本的なところを見直さないといけないんじゃないかな?

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