凸凹っ子の道徳

特性持ちの子は道徳を理解できない子が多い。

相手の気持ちになって考える事が出来ないからだ。

推測・推論が超苦手な子が相手の立場に立って考えるのは至難の業。

小学校でも道徳の時間を苦痛に感じてる子は割と多いように感じる。

うちの子は中度の自閉症だけど、なんと道徳が入った。

推測推論はかなり苦手なんだけど、道徳観念はかなり高い。

何で道徳を学んだかというと、なんとプリキュア。

プリキュアは前半の話は最後のバトルシーンに繋げるための前フリで

やっぱり印象に残るのは後半の戦いの場面。

でも、その前半でかなり道徳性の高い話が盛り込まれていることが多い。

子どもが小さいとき、その前半の話を二人で話をすることが何気に多かった。

「お母さんがあんなイヤなこと言ったらどうする?」

「絶対ダメ。」

「なんで?」

「だって、悲しむ人がいるから。」

と、推測できない分、道徳の内容を刷り込んでいった。

最近は闇落ちした敵が、プリキュアとの交流を通じて味方に寝返る話もある。

闇落ちしたけど、闇落ちしたそれなりの理由があるんよね。

嫌なことをする人は、その人なりの理由がある。

嫌なことをすることを肯定するわけじゃないけど、その人の心の闇に寄り添うことは大切。

男の子がよく見る戦隊モノもそうだと思うので、お子さんとテレビを見るときは

是非そのようなことも二言三言でもいいから、話してみて欲しい。

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